就活うつを事前に防ぐ|なりやすいタイプチェック&予防策
就職活動は、応募・選考・不採用・周囲との比較などが続き、心身に大きな負担がかかることがあります。
「就活うつ」という言葉は広く使われていますが、正式な診断名ではありません。就活をきっかけに気分の落ち込み、不眠、食欲の変化、強い不安などが続く場合は、単なる気合不足と考えず、心身の不調として相談することが大切です。
この記事は自己診断のためのものではありません。 症状が続く、学校生活や日常生活が難しい、死にたい・消えたい気持ちがある場合は、早めに医療機関や相談窓口へつながってください。
1.就職活動で心身がつらくなりやすい場面
1-1.不採用が続いたとき
選考結果が続けて思い通りにならないと、自分自身を否定されたように感じることがあります。
しかし、採用は能力だけでなく、募集人数、職種との適合、タイミングなど多くの要素で決まります。不採用=人格の否定ではありません。
1-2.周囲と比較してしまうとき
友人の内定報告やSNSを見ることで、「自分だけ遅れている」と焦ることがあります。必要であれば、就活情報やSNSから距離を置く時間を作りましょう。
1-3.休むことに罪悪感があるとき
毎日応募や面接を続けると、心身の回復が追いつかないことがあります。休む日は就活をしない、と決めることも必要です。
2.相談を考えたいサイン
次のような状態が2週間前後続く、または生活への影響が大きい場合は、専門家への相談を考えてください。
- 気分の落ち込みが続く
- 以前楽しめていたことを楽しめない
- 眠れない、または寝すぎる
- 食欲が大きく変わる
- 集中できず、応募書類や面接準備ができない
- 強い不安や焦りが続く
- 自分には価値がないと感じる
頭痛や胃腸症状など身体症状が続く場合も、無理をせず医療機関へ相談してください。
3.就活の負担を軽くする方法
3-1.大学・学校の支援を使う
キャリアセンター、学生相談室、保健センターなどを利用できます。就活の相談と心の相談を分けて考える必要はありません。
3-2.応募数・予定を一度減らす
面接や説明会を詰め込みすぎている場合は、優先順位をつけて減らします。就活を一時的に休むことも選択肢です。
3-3.一人で判断し続けない
家族、友人、教職員、キャリア支援担当者など、信頼できる相手に今の状況を共有してください。
3-4.睡眠・食事・生活リズムを優先する
就活を優先するあまり、睡眠や食事を削り続けると心身の負担が増えます。生活を立て直すことは、就活から逃げることではありません。
4.医療機関や相談窓口を利用する目安
つらさが続く場合は、精神科・心療内科などへ相談できます。学生相談室や地域の精神保健福祉センターから適切な相談先につないでもらう方法もあります。
「死にたい」「消えたい」という気持ちがある場合は、一人で抱え込まないでください。 今すぐ危険がある場合は119番などの救急を利用してください。厚生労働省「こころの健康相談統一ダイヤル」0570-064-556でも地域の公的相談窓口につながります。
参考:
