夫婦円満な二人が実践しているちょっとした心がけ5選
年をとっても仲の良い夫婦を見て、ステキだな、と思ったことはありませんか?
結婚に問題はつきものといわれますが、どうすれば夫婦円満でいられるでしょうか。
今回は、夫婦円満な二人が実践しているちょっとした心がけ5選をご紹介します。

1. 夫婦円満になるための心がけ
1-1. 一人の時間を大切にする
夫婦円満でいるために多くの人が心がけているのは、一人の時間を大切にすることです。
もちろん、夫婦で一緒に何かをするなど、夫婦で過ごす時間はとても大切ですが、いつもべったりくっついている必要はありません。それぞれ自由な時間も必要です。
一緒にいる時間が増えると、相手の欠点が目につくようになるかもしれません。お互いが当たり前の存在になり、思いやりに欠ける行動をしてしまうこともあります。
逆に、離れている時間があるからこそ、また一緒にいたいという気持ちを新たにできます。一緒にいる時間が喜びになります。話題も増えます。
それぞれが一人の時間を大切にし、お互いに尊重しあうなら、二人で過ごす時間はもっと有意義なものになるでしょう。
1-2. 記念日は一緒に出かける
多くの円満夫婦が大切にしているのは、記念日です。毎年、一緒に出かけましょう。
誕生日やクリスマスなど、夫婦で行えるさまざまな年中行事があります。
しかし、特に大切にしたいのは、結婚記念日です。
結婚記念日には、夫婦で一緒に出かけることを習慣にするのはいかがですか?子育てで忙しくても、たまには二人きりで、オシャレをしてデートしましょう。幸せな結婚式の日を思い出しましょう。どうして彼(彼女)を選んだのか、どんなところが好きだったのかを思い出すのもよいでしょう。
また一緒に記念日を祝えることを感謝しましょう。
1-3.「ありがとう」と「ごめんね」をきちんと伝える
仲の良い夫婦は、「ありがとう」と「ごめんね」をきちんと言葉にして伝えています。
いつもしてもらっていると、最初はありがたく感じていても、次第に当たり前になっていきます。
しかし、「やってもらって当たり前」では、召使いとかわりません。
いつまでも感謝の気持ち、お互いを思いやる気持ちを忘れないようにしましょう。いつも一生懸命働いてくれてありがとう、おいしい食事をありがとう、小さなことでも、当たり前のことでも、感謝する習慣を身につけましょう。
「言わなくてもわかっているはず」ではなく、言葉に出して、きちんと伝えることが大切です。感謝の言葉は、また頑張ろうという気持ちにもさせてくれます。
きちんと謝ることも大切です。「謝ったら負け」ではありません。けんかに勝つことよりも、自分のプライドを守ることよりも、夫婦円満でいることのほうがずっと大切で、幸せなはずです。
時間があけばあくほど、謝りにくくなります。「ごめんね」はできるだけ早く、きちんと伝えましょう。
1-4.相手を尊敬し、思いやる
相手を尊敬し、思いやる心は、夫婦円満に欠かせない要素です。
結婚すると、交際中には気づかなかった相手の欠点が見えてくることがあります。多くの違いもでてくるでしょう。
しかし相手を尊敬していれば、自分だけが正しいとは考えず、相手のやり方や考え方も受け入れ、尊重できます。自分と違う反応に怒る前に、どうしてそう反応するのだろう、と考えてみるとよいでしょう。
思いやりがあれば、相手の立場に立って考えることができます。自分のことよりも、家族のことよりも、まず配偶者を大切にしましょう。
尊敬と思いやりは、言葉や行動にあらわれます。ときどき、自分の言動を振り返ってみるとよいでしょう。
1-5.会話をする
夫婦円満な二人が日ごろ心がけているのは、夫婦で会話をすることです。
付き合っていたころは、電話でおしゃべり、デートでおしゃべり、いろいろなことを会話していたはずです。ところが結婚すると、徐々に会話が減ってしまう傾向があるようです。
夫婦で会話をしていると思っていても、その内容は、お金のことや子供のことではありませんか?ぜひ、お互いのことを、二人のことを話す時間を作りましょう。
子供が寝静まってから二人だけでお茶を飲んだり、たまに二人だけで飲みに行ったりする夫婦もいます。休日には二人で散歩をするという夫婦もいます。
ただ世間話ではなく、気持ちを伝えあうようにしましょう。感情を共有しましょう。ほめ言葉や感謝の言葉も大切です。
2.夫婦円満がもたらす好影響
2-1.子どもが素直に育つ
夫婦円満は、家庭円満につながります。子どもが素直に育ちます。
夫婦は家庭の基盤です。夫婦が安定していると、家庭も安定します。子どもはお父さんとお母さんから愛情をたっぷり受け、安心して成長していきます。
逆に、夫婦の仲が悪い家庭で育つ子どもは、いつも不安を抱えています。ストレスを抱えています。
両親がお互いの問題で手いっぱいなため、子どもは十分な愛情を受けられません。問題を抱えても、両親に頼ろうとはしなくなります。
精神的に不安定な状態になるため、うつ病になったり、非行に走ったりする割合が高くなります。また学習障害を抱えたり、引きこもりになったりしやすくなるといわれています。
子どもに幸せになってほしいなら、まずは夫婦円満でいるように努力することが大切です。夫婦円満の家庭で、愛されて育った子どもは、明るく素直に育ちます。思いやりのある優しい人になるでしょう。
2-2.健康になれる
夫婦円満は、健康にも好影響を及ぼします。
あるデータによると、夫婦円満な人は独身者に比べて、身体的・精神的な健康状態が優れ、長生きする傾向があるそうです。円満な夫婦より独身者の方が、独身者より不仲な夫婦の方が、血圧が高くなった、という報告もあります。
また、夫婦間で対立がある場合、心臓発作などをおかすリスクは3割以上も増加するようです。夫婦げんかのストレスは、免疫力も低下させるといわれています。
3.芸能界のおしどり夫婦から学ぶ円満の秘訣
3-1.ヒロミ・松本伊代夫婦の場合
おしどり夫婦として有名なヒロミ・松本伊代夫婦の円満の秘訣は、よくコミュニケーションをとること、愛情を表現することです。
週に1回は、夫婦で出かけることを習慣にしているようです。まずは朝食をとりながら、大切なことについて話し合います。その後、二人で散歩をします。
また、ヒロミさんは奥さんに、愛していることをいつも言葉で伝えています。「愛している」と言うのは、初めは照れくさいかもしれません。しかし、繰り返すうちに慣れてくるそうです。
3-2.名倉潤・渡辺満里奈夫婦の場合
多くの女性が憧れる、名倉潤・渡辺満里奈夫婦は、お互いを尊敬しあい、家族をとても大切にしています。名倉さんは仕事が終わるとすぐに家へ帰る、というのは有名です。
相手をけなさず、見下さず、むしろお互いに褒めあい、いつも感謝や愛情の言葉をかけあっています。どんなに忙しくても、記念日を忘れません。
相手の言動にイライラするときでも、すぐに言い返すことはせず、落ち着いてから、再度話し合うようにしているそうです。そうすることで、不必要にけんかすることを避けられるようです。
また、二人とも魅力的であり続ける努力をしています。
4.おわりに
いかがでしたか?今回は、夫婦円満な二人が実践しているちょっとした心がけ5選をご紹介しました。
夫婦円満になるためには、ちょっとした努力を積み重ねていくことが大切です。
少しずつ、いまできることから実践し、夫婦円満で、幸せな家族生活をおくりましょう。