寝室を変えて運気を呼び込む風水活用法
「風水に興味はあるけれど、なんだか敷居が高そう」「家具やインテリアを全部買い換えたり、リフォームしたりしなきゃいけないの?」など……。
ご家庭の風水について考えると、さまざまな疑問や不安が浮かぶことでしょう。
しかし実は、風水はそこまで難しいものではありません。少しの工夫で、良い運気を呼べるものです。最小限のお金や手間ですぐ実行できるものも多いので、今日から風水を取り入れてポジティブな生活を始めてみましょう。
今回は「寝室」について、良い運気を呼ぶアイデアを紹介します。自身のライフスタイルに合わせて、無理の無い範囲で風水を活用していきましょう。

1. あなたの家の寝室は大丈夫?風水チェック
寝室は、風水ではとても重要といわれます。
・寝室の風水ひとつで幸運につながる
・寝室の風水が家族の収入に関わる
のならと考えてみると、その大切さを感じることができるでしょう。
1-1. 風水寝室|方角、家の中の位置
寝室は、休息を取りながら良い運気を吸い込む場所です。道路や線路には面していないほうが良いでしょう。
においの出るトイレやキッチンと、寝室のドアは向かい合っていないほうが良いです。
向き合っている場合は、廊下に空気清浄機などを置きましょう。これだけで良い気が流れるようになります。
1-2. 風水寝室|ベッドか布団か
風水では、人の寝る高さは床から40cmが基本です。
埃を吸うと身体に良くありません。では、ベッドが良いのか?となりますが、布団を敷くのももちろんNGではありません。
しかし、フローリングの床に直接布団を敷くのは良くありません。
布団で寝るならできれば畳が良いのですが、やむを得ずフローリングに布団敷きにする場合は、寝室をよく掃除しておきましょう。
1-3. 風水寝室|ファブリックの色、素材、替える頻度
寝具の色は、安眠しやすいものが基本です。
暖色系や、淡い色が良いでしょう。お好きな方もいるでしょうが、青系・黒系、濃い紫やビビッドオレンジなど鮮やか過ぎる色はできれば避けたほうがよさそうです。
素材は静電気を起こしにくい天然のものが良く、よく洗ってきれいにしておくことが一番です。
1-4. 風水寝室|カーテンの色、素材、開け閉め
寝室のカーテンを二重にするのは、風水では基本です。
良い気は夜の間に窓から逃げやすいので、しっかりガードしましょう。色は、安眠につながる暖色系やベージュなど落ち着いたものを選ぶのが良いでしょう。
また、カーテンは朝起きたら必ず開ける習慣をつけましょう。カーテンの素材(遮光かそうでないか等)よりは、常にカーテンをきれいな状態に保つことが大切です。
1-5. 風水寝室|インテリア
まずは、寝室をよく掃除しましょう。
散らかっていると、それだけで良い気が入りにくくなります。観葉植物も良い気を呼ぶのでおすすめですが、寝室に置くときは小さめのものが良いでしょう。
また、寝姿は鏡に映らないようにしましょう。ドレッサーや姿見を寝室に置く場合、普段はカバーをかけるなどの工夫をしましょう。
テレビは電磁波を出すものであり、安眠にはよくありません。できれば寝室には置かないほうが良いでしょう。
1-6. 風水にいい眠り方(枕の向き、照明など)
1番気になる「枕の向き」ですが、西や南は安眠を妨げるので北〜東の方角に向けましょう。
実は、風水では北枕は金運上昇につながる良い位置です。
また、眠るときに寝室が真っ暗だと陰気がこもりやすくなります。習慣上難しい方もいるかもしれませんが、可能なら間接照明などで、一部分でよいので少し明るい場所を作ってあげましょう。
2. 運気別|風水で運気がアップする寝室の作り方
寝室は、目的に応じてインテリアを整えることが大切です。
1人暮らしの方は、自身の仕事運や恋愛運の上昇、ご家族がいる方は、ご家族全員の健康運上昇などを特に意識しながら考えながら寝室を作り変えることをおすすめします。
2-1. 風水寝室|金運
1の項目にも書きましたが、「北枕」は金運アップには絶好の向きです。
また、寝具・ファブリックを純白や金色の柄入りのものにするのもおすすめです。
もし寝室が西向きであれば、それだけで金運・商売運に吉相となりますので、寝具・ファブリックも金運アップにつながる色柄でコーディネートすると相乗効果が得られるでしょう。
2-2. 風水寝室|恋愛運
寝具やカーテンを、ピンクや花柄などの愛らしいものにしましょう。
また、女性の方でドレッサーを持っているのであれば、必ず寝室に置き、毎朝ドレッサーでお化粧をするよう心がけてみてください。
水周り(洗面所)などでお化粧をするのは、風水上あまりよくないとされています。心当たりがある場合は、すぐに改善しましょう。
2-3. 風水寝室|仕事運
寝室の東側に、観葉植物を置いてみましょう。
仕事運の吉相である東側から良い気を吸いこんでくれます。なお、寝室に置く植物は、葉っぱがとがっていないものが良いでしょう。
2-4. 風水寝室|健康運
健康運には「土の気」が良いとされます。
土の気をもつアイテムとしては、陶器の置物などが挙げられます。これらを寝室に置いてみましょう。
また、寝具やカーテンを落ち着いたグリーン系や植物柄のものにするのも、安眠につながっておすすめです。
3. 風水で運気の良い寝室をキープするコツ
3-1. 風水寝室|掃除の頻度
風水の基本は「整理整頓」であると言われています。
ある意味何を置く、どこに向けるよりもこまめにお掃除することが重要といえましょう。
寝室は、「寝るだけだし…」と掃除がおろそかになりがちですが、埃を吸わずゆっくり休息できるよう、できれば毎日、無理なら気付いたときに必ずお掃除しましょう。
3-2. 風水寝室|便利な道具
寝室をきれいに保つために、空気清浄機を設置するとよいでしょう。
きれいな部屋は風水的にも良しとされますし、同時に睡眠の質も向上することでしょう。併せて、ハンディタイプの掃除機などがあるとなお良いでしょう。
そして、あまり古くなった物、汚れたものはいつまでも使い続けないほうが良いでしょう。逆に言うと、新しければ新しいほど良いとも言えます。
また、掃除用具は目に見える場所には置かないほうが良いので、寝室にしまっておくなら上手に目隠しをしましょう。
3-3. 風水寝室|睡眠の注意点
お部屋のことばかり書いてきましたが、眠るあなたの姿も重要です。
パジャマの色も、寝具・ファブリックなどと同様に、安眠を妨げない色やデザインを選びましょう。
スマホやパソコンを寝る前に使うのも良くありません。できれば寝る2時間前までには使い終えるのがベストです。
それと、枕元にスマホを置くのは良くありませんので、少し離して置くのがおすすめです。
おわりに
ここでは、「寝室」に関するさまざまな風水のアイデアを紹介しました。参考になりましたでしょうか。
お読みいただいてお気づきの方も多いでしょうが、風水の基本は「整理整頓された部屋で、心地よく過ごす」こととも言えます。間取りや家具選び、方角はもちろん大切ですが、その前にきちんと手入れの行き届いた寝室であってこそです。
逆に言うと、きれいに整頓されていて落ち着いた雰囲気さえ作られていれば、それほど細かいことを気にしすぎる必要はないといっても良いでしょう。特に寝室はリラックスする場所ですし、何事もやりすぎは禁物です。
気にしすぎて居心地が悪くなっては逆効果、程度に考えながら、あくまで「自分がいちばん楽に過ごせる寝室」を念頭にイメージしつつ、風水のルールはその次くらいの感覚で取り入れていくと良いでしょう。