ちょっとの工夫で効果絶大! 好きな人をドキッとさせるメール術
メールは、今や恋愛に欠かせないツールとなっています。
好きな人との距離を縮めるためにも有効な手段となり、メールでのやり取りがうまくいかない限り、互いの距離が進展しないといっても過言ではありません。
しかし相手からの返事がこないことを意識しすぎる受け身の姿勢では、現状を変えることはできません。メールでは、こちらから戦略的にアプローチをかけていく必要があります。
今回は、ちょっとの工夫で効果をあげられる、メールテクニックをご紹介します。是非、参考にしてください。

1.シーン別、好きな人に効果的なメール術
好きな人に近づくにはまず、自分を普通の友達(ないし同僚)から、「良い人」、「少し気になる人」へと格上げする必要があります。
何も思っていなかった人を急に好きになることは、あまりありません。
まずは相手を理解し、相手のためにつくしましょう。そのために必要なことは、「気遣い」です。
1-1.「なんかいいな」と思わせるメール術
相手に好印象を抱かせるには、必ず気遣いが大切です。
特に、「共感」することは、好印象を与えるにおいて有効な方法といえるでしょう。
例えばメールの中に、「お疲れ様」や、「わかるよ。確かにそうだよね」など、相手へのねぎらいや同調する言葉が入っていると、自分の存在を認めてくれているという承認行動にもなります。
また「◯◯くん(さん)ならできるよ」という優しい気遣いも忘れてはいけません。
そんなささいな言葉から、人は暖かみを感じ、好印象を抱かせます。
1-2.デートに誘うときのメール術
デートに誘うメールを送る時は、社交辞令だと思われないように、必ず具体的な日付を入れるようにしましょう。
デートに誘う時も、もちろん相手への気遣いを忘れてはいけません。
例えば「◯日と、◯日が空いているんだけど、どうかな?」と選択肢を与えてあげると、相手が選びやすいでしょう。これは、相手が断りやすいようにする気遣いでもあります。本当に予定があれば、断ってくるでしょうし、予定がなくても行きたくなければ「その日は……」と断りやすくなります。
断られても深追いしてはいけません。「そうなんだ。じゃあまた予定空いたら誘わせてね」と軽く話を終わらし、少し時間を空けて再度誘ってみましょう。それでも応じてくれなければ、脈があまりないかもしれません。
1-3.相手が思わず反応したくなる、メール術
これは相手からの「安心」を勝ち取るためのメール術です。
「返さなければいけない」から、「返そう」と気軽に思ってもらえることが目標です。逆にいえば、相手に「今は返さなくてもいい」という安心感を持ってもらうことにもなります。
楽しいメールは、ただの平凡な会話をするだけではいけません。例えば「おはよう」という挨拶も、「おはよう!今日の朝は、フレンチトーストです」など、+αの一言を添えることを意識しましょう。
ボケるのも一つの手ですが、それもなかなかハードルが高いので、上記の文面に写メを入れてみるとか、綺麗な景色をとって送るなどすると、「美味しそう!」や「綺麗!」など相手が何らかの反応が返ってくるでしょう。
そしてそれらは内容としても、急ぎではありません。空いた時間に気軽に返せると、相手はあなたとのメールに安心感をおぼえます。
2.メールラリーを上手に進めるテクニック
2-1.相手に感謝しよう
メールをしてくれる相手に、感謝の言葉をきちんと入れていきましょう。
例えば寝る前に「おやすみ」だけでなく、「今日もメールありがとう」や、「今日はメールもらえて嬉しかったです」など、一言添えるだけで印象が変わってきます。
毎日言い過ぎると重くなるので、週末だけにするなど、言う場面だけは決めておくといいでしょう。
2-2.相手の好きな話題を話す
メールでは、できるだけ相手の好きな話題で話を進めるようにしましょう。
よくあるのが、自分のことを知ってほしくて、自分の話ばかりしてしまうパターンです。興味のない趣味の話などなら、うんざりしてしまうかもしれません。
まずは相手の趣味や好きなことなどを聞き、その話を広げることが大切です。広げる時は、仮に興味がなくても、あるふりをすることが大切です。
全く知らないジャンルのことなら、素直にいろいろ尋ねるのもいいでしょうが、会う約束があるなら、事前にそのことを多少調べておくと、さらに話題が広がります。自分の好きな話題を話せて、嫌な気持ちになる人はいません。
2-3.相手が返しやすい時間にメールを送る
メールなんて自分が返しやすい時間に送ればいいと、思っていませんか。
送る時間はとても大切です。
例えば、朝起きるのがとても早い人に、深夜にメールを送ったとしたら、相手はおそらくあまり良い気持ちにはなりません。
また男性は気づきにくいところではありますが、朝は女性にとって、最も忙しい時間の一つです。だからこそ、相手の出勤時間や、電車に揺られている時間など、少しはフリーな時間を意識して連絡するのが適切です。
まずは相手の生活スタイルを少しずつ聞き出し、相手に無理のない時間にメールを送りましょう。忙しい時は、身体だけでなく、心にも余裕がありません。
2-4.メールの頻度は控えめに
社会人は特にそうですが、頻度はできるだけ1日1~3回程度におさえておきましょう。
働いていると、1日の中で自由に使える時間は、そんなに多くありません。
そんな中でどんどん返事が来るということは、そのメール分、時間を削って返さなくてはいけません。
メールは「気軽に返せる」ことが理想です。
3.メールの返信でチェック! 脈あり度
3-1.自分のスケジュールを何度か聞いてくる場合
相手が自分の予定や、土日の過ごし方などをよく聞いてくるようなら、脈ありサインの一つとみてもいいでしょう。
予定を気にするということは、空いていれば、なんとか一緒に過ごしたいということです。
ただ、のんきに待っているだけではいけません。男性の中には臆病な人もいますし、女性ならなおさら自分からは誘いにくいでしょう。
相手が予定を気にしているそぶりを見せれば、気軽に「来週、暇になっちゃったんだよね」など、誘いやすいようにこちらからもアプローチをかけるようにしましょう。
3-2.恋愛観を知りたがってくる場合
恋愛観を知る理由は、裏に何か解決したいことがあるからです。これも脈ありのサインとみていいでしょう。
恋愛観を聞いてきたらもちろん教えてあげ、相手が自分を、今後どうアピールしてくるかも見ましょう。
例えば「真面目な人が好き」と答えて、相手が努力している部分や誠実な部分をそれとなく見せてくるようなら、あなたの理想になろうとしている証拠でしょう。そんな時は、こちらからも相手の良いところを、自分の理想として話してもいいでしょう。
3-3.女性は自己開示してきたら脈あり?
女性は、好きな相手には、自分のことをたくさん知ってもらいたいと思う傾向が強いようです。
だから、もし女性が自分から、メールで悩みを相談してきたり、恋愛の理想をたくさん語ってきたりしたら、まずは自分の印象がいいということに間違いないでしょう。
ただ、それだけで脈ありというのは早計です。その後も、メールで自分をたくさん承認してくれるなど、細かいところもよくみておきましょう。
逆に何度聞いても表面上のことしか教えてくれなかったり、かなりそっけなかったりした場合は、あなたにあまり興味がないのかもしれません。
3-4.男性は脈あり度が判断しにくい?
男性は女性と違って判断材料が少なく、情報が見えにくいところがあります。
仮にそっけないメールであっても、照れ隠しであったり、単純にメールに慣れていなかったりするだけということもあります。
だから男性とは、会う約束を取り付けることを、まずは目的にしましょう。男性は無意味なメールのラリーは苦手とする人が多いので、あってから脈ありかどうかを判断することをおすすめします。
会ってくれれば、二人でいても悪くないと思ってくれている証拠ですし、会ってくれなければ、あまり気のない場合が多いでしょう。
4.好きな人にドン引きされるBADメール例
相手への気遣いがないメールは、引かれるどころか、嫌われてしまうかもしれません。
いくら相手のことが好きだからといって、暴走していないでしょうか。もしかしたら、何気なくやっていることが、実はBADな例の中にあるかもしれません。
4-1.疑問 形メールは、だめなメール?
疑問形メールは、ずっと続けると引かれてしまうでしょう。
よくメールのテクニックとして、クエスチョンマークを最後に入れておくといいとされています。
しかしよく考えてみてください。メールを送る度にクエスチョンマークがきたら、「返さないと(もしくは答えないと)」という気持ちになりませんか。え、それでいいじゃないと思ったとしたら、それは間違いです。
「返さないと」という気持ちは、強迫観念に似た気持ちです。いつしか楽しい会話が義務になっているかもしれません。そうなると、意識していなくても、束縛される気持ちが相手に生まれてしまいますし、ストレスに変わるかもしれません。返事がほしいという、過度な期待は危険です。
4-2.長文メールはうっとうしい
メールは、日常会話を文面として話すツールであり、手紙とは役割が異なります。
その長文は、本当に必要でしょうか。
もちろん、シーンによっては長文も効果的です。例えば相手が何らかの真剣な相談をしてきた時、それに真剣に返すため、多少の長文になるのは問題ありません。
しかし普通の会話の中で長文になってしまうと、気軽なメールが重いものとなります。読むのにも時間がかかる長文は、相手のことをあまり気遣えていないといえるでしょう。
ポイントは、実際に会っているように話すということです。少し長くなりそうな時は、改行を効果的に使い、せめて相手が読みやすいよう心がけましょう。
4-3.日記メールは、自己満足
自分の日常を綴っただけのメールは、ただの自己満足です。
受け取り側が、反応に困るメールはやめておきましょう。話したいことがたくさんあっても、焦らず、一部分だけを切りだして、小出しにしていくことが大切です。
自分の日常の話をするよりも、相手の日常をゆっくり知っていけることの方が大切です。
5.おわりに
好きな人を振り向かせるのに、一発逆転の方法など、ほとんどありません。
相手との距離を縮めるには、相手のことを気遣いながら、「だるまさんころんだ」のように少しずつ近づいていくことが大切です。相手が振り向いた時に、思っていた以上にずっと近くにいたら、誰だってドキッとすることでしょう。
メールは、実際にデートをするよりもずっと、コミュニケーションの回数が多いです。だからこそメール術を活用し、相手を振り向かせる努力を怠らずにしていきましょう。
好きな人のことを思いながら、今日から是非、試してみてください。