浮気する夢・される夢に隠された、意外な真実とは!?
夢で見たことが妙に気になる、という経験を持つ人も多いのではないでしょうか。
夢は潜在意識の表れと言われています。何気なく過ごす日常で感じている、さまざまな気持ちが、実は夢に暗示されていることが少なくありません。
そんな中でも特に気になるのが、異性の夢でしょう。どうして私は誰かと付き合っているんだろう、どうして恋人が浮気なんかしているのだろうかなど、特に親しい異性が出てくる夢は、時に人を不安にさせます。
そこで今回は、「浮気」という不安要素がつまったトピックにフォーカスし、徹底的に深層心理を分析してみます。
夢の意味を知れば、冷静に自分の感情と向き合うことができるはずです。この記事を読んで、夢で悩む日々とは別れましょう。

1.「自分が浮気する夢」がもつ意味
1-1.浮気する夢は悪い夢?
浮気する夢は、必ずしも悪い暗示ではありません。
そもそも夢とは必ずしも直接的に、何かの願望や、欲望を表しているとは限りません。
例えば、空に飛ぶ夢を見たからといって、空を飛びたくてしょうがない人がどれだけいるでしょうか。
夢=願望ではなく、そのことが象徴するものに実は意味があるのです。夢に出てきた人、動物、空間、それぞれに意味があるとも言われています。
浮気をする夢のほとんどが、日常生活に異常をきたすものではありません。つまり大して意味を持たないものの方が多いのです。浮気をしていない人が見ることもかなりあります。ただ、罪悪感を覚えるか覚えないかによっても、夢の意味が変わってきます。
1-2.浮気をする夢?罪悪感がある場合?
罪悪感がある場合は、さまざまなことに迷いがみえます。
例えば知られたくない秘密を抱えていることも多く、それによって不安定な状態であることを暗示しています。
もしも罪悪感に苦しめられるようなのであれば、必ずしも恋人ではなくても、親しい友人や知人に秘密を打ち明けることが、一つの解決方法になるかもしれません。
一方で浮気をする夢には、新しい人生の目標が決まったことを暗示する場合があります。
その場合は、浮気に罪悪感があれば、目標へのためらいや戸惑いを表し、ない場合は、その道を進んでいく大胆さを表していると言われています。
自分が「悪い」と捉える夢であっても、いくつのかの分析の仕方があることをおさえておきましょう。
1-3.浮気をする夢 ?罪悪感が無い場合?
夢を見る側に、やや問題があります。
社会的責任や、倫理観念について、まだしっかりとした考えを持てず、不透明な場合が多いようです。
特に夢で浮気をしていても、全く罪悪感を持っていない人は、自信過剰であったり、心が浮ついた状態であったりする場合が多いようです。
実際には浮気をしていない場合もほとんどではありますが、改めて自分の置かれた立場や、道徳観念、社会での役割などを見直す必要があります。
そして相手が自分にとって、どれほど大切な人なのかも真剣に考える必要があります。浮ついた気持ちというのは、総じて相手にも伝わってしまいます。失ってしまってからでは遅いと、気持ちを引き締めなければいけないかもしれません。
2.「恋人に浮気される夢」がもつ意味
2-1.浮気されることは予知夢なの?
夢を見ただけで、相手のことを疑ったりしていませんか。
予知夢とは広く知られた言葉ではありますが、実際には科学的に証明されたものではありません。
もちろん、ないとも言い切れませんが、夢の映像一つで、作り上げてきた信頼関係を疑うのは早計です。
夢に予知夢の能力があるのか、無いのかは一旦置いておくとして、どうしてそのような夢を見たのかどうかを二つの観点から考えてみましょう。
2-2.浮気をされる夢とは
浮気をされる夢は、何かのトラブルを暗示しています。
このトラブルは、必ずしも恋愛関係のこととは限りませんし、浮気とは無関係のものが多いとされています。
トラブルの原因は、自信過剰や、慣れてきた環境での油断、気のゆるみによるものが多いです。
ただ、そんなトラブルの中を自分だけで進んでいってしまうと、相手のことを思いやれず、実際の浮気が発覚して、さらなるトラブルにつながる場合もありますので、注意が必要です。
具体的な対策としては、やはり現在のトラブルをできるだけ早く解決することでしょう。トラブルを解決できれば、また夢の見方も変わってくるかもしれません。
2-3.浮気をされる夢は、恋人との現状で分析しよう
恋人との関係も、夢分析の参考になります。
まず、関係がうまくいっているにもかかわらず、浮気される夢を見てしまう場合です。
その原因は、自分が恋人のために行動していなかったり、自分の環境の中でベストを尽くさず、環境に甘んじていたりする場合に起こるようです。
次に関係がうまくいっていない場合は、なんらかの焦りが原因です。特に相手のことが(心が)つかめず、それに対していらだちを感じている場合が多いようです。
どちらにしても、相手のことを変えるのではなく、自分が変わっていこうとする意思が必要になります。
3.恋人とうまくいくかどうかがわかる!? 夢診断
恋人が出てくる夢は、逆夢が多いとされています。
逆夢とは、夢で見たこととは逆のことが、現実で起こることを言います。正夢の方がよく知られていますが、実際は正夢よりも逆夢の方があらわれやすいといわれています。夢で恋人と悪い関係なら、現実はいいのでしょうか。
3-1.恋人とケンカをする夢
恋人とケンカをする夢は、 基本的には愛情が深まっていく証とされます。
特に格闘などが入る激しいケンカであれば、現状、恋人への思いやりが強いことを表し、今後も安心した関係が続けていけるでしょう。
一見、滑稽な夢であっても、それが相手への愛情の深さだということを認識し、その夢のことを面白おかしく恋人と話してみることもおすすめです。そして最後にそれは逆夢であることを話し、相手への愛情まで伝えてあげると、二人の仲は更に深まるかもしれません。
ただ物を投げたり、口喧嘩したりといった、二人の間に若干の距離がある場合は、注意が必要です。それは相手との関係で生じる心の葛藤を描いていたりします。
相手に対して思うことがあるが言えない、または相手のことで実は気に要らない部分がある場合なども、きちんと話す場を設けて解決するようにしましょう。
3-2.恋人と旅行にいく夢
二人で旅をする夢は、現実にときめきを求めている場合が多いです。
夢の中で、とても楽しい旅行をしたのであれば、若干の注意が必要です。二人の関係がマンネリ化しており、刺激を求めていることを暗示しています。
そんな夢を見てしまったら、たまには気分転換に、二人でどこかに出てみて、楽しい夢を自ら現実のものにしてもいいかもしれません。旅はいつもと違う場所に二人で行くことになります。
いつもと異なる空間を共有することで、仲が深まるかもしれません。
3-3.恋人と別れる夢
恋人と疎遠になることは、相手との仲が深まることを表しています。
相手を失いたくない気持ちから、あらわれてしまうことがおおいようです。
また、その夢自体が、自分の愛の深さを見ることができる証にもなりますので、多くの場合は、好意的に捉えて問題はないでしょう。
ただ一方で、心のどこかで恋人に対して、不安な気持ちもあると言われています。だから夢が覚めたらきちんと、その思いも言葉にできるようにしましょう。
3-4.恋人と楽しく過ごす夢
これは、現実でもそうありたいという願いが投影しているともいわれます。
現実では楽しく過ごせていないのかもしれません。恋人に対して不満や、疑心暗鬼があるともいわれているので、もう一度、自分の気持ちを確かめてみましょう。
解決策としては、ため込まずに誰かに話すことです。できるなら恋人へ直接話すことが望ましいでしょう。しっかりと今の気持ちを話し、二人でより良い付き合いを模索しましょう。
4.おわりに
浮気などの非日常の映像は、強く心に残ります。
ほとんどの 場合は、意味のない物なのかもしれませんが、そのいくつかは、自分にとって、大きな意味を持っているのかもしれません。だからこそ、夢を一つ一つ、見つめ直してみる時間は大切です。
ただ、夢は欲望の写し鏡ではありません。もしかしたら脳が、現状を打破するためにと見せている、訴えなのかもしれません。
夢をただの夢とはとらえず、現状を変えるために行動をしていくことが大切です。
自分が変わるために努力していく先に、浮気など気にすることもない、恋人との理想の関係を作っていけるのではないでしょうか。