告白できない人も、告白されたいのにされない人も、足りないのは○○だった!
好きな人がいて、いつか恋人同士になりたいと思っているなら、告白は避けては通れない一大イベントです。
でも、なかなか告白できないという人も多いのも現状です。男性にも女性にもそれぞれに告白できない心理があり、理由があります。
逆にいえば、告白できないのがどうしてか、足りないのは何か、ということが分かれば、それを打破する方法も見つかるかもしれません。
ここでは、告白できない心理と理由を知り、それらをふまえて告白の勇気を出すための方法をご紹介します。

1.告白したくてもできない人の心理
女性と男性では、告白できない心理が少し違います。具体的に見てみましょう。
1-1.告白できない女性の心理
女性が告白できないのは、主に「現状が変わる怖さ」と「頼りたい」という心理によります。
その理由は大きく分けて3つあります。告白することで今までの関係が壊れてしまうのを恐れるあまり勇気が出せない場合、振られることで傷つくのが怖いという場合、そしてもう一つ、男性側からの告白を待っている場合です。
仲の良い友達関係だったり、職場やサークル内などの閉じられた環境にいたりする時、その関係瀬が壊れてしまうのが嫌で、なかなか告白に踏み切れないケースがあります。
人の心理として、会う回数が多い人ほど好感を抱きやすいという「単純接触の原則」というものがありますので、毎日会える狭い環境にいる人を好きになってしまうのはある程度仕方がないことと言えます。告白して気まずくなってしまうよりも友達のままでいいと思う女性は少なくないようです。
振られて傷つくのを嫌がるのは男性でも女性でもあることですが、想像力の豊かなタイプが多い女性の方が、振られたときのことを想像してしまい勝手に一人で怖がってしまっているケースもあります。自分に自信がなくて、立ち止まってしまうこともあるでしょう。
しかし、案ずるより産むがやすしという言葉もある通り、アクションを起こすことで良い方向に変わる関係もあります。
好きな人から告白されたい、と思う女性はやはり多いようです。
たとえ両思いと分かっていても決定的な一言を相手から言ってもらうことで男性から愛されている実感が持てる、と相手の告白をじっと待っている人もいます。待つことが悪いとは言いませんが、こちらから告白されやすい雰囲気を出して、男性を勇気付けるのも良い方法です。
1-2.告白できない男性の心理
男性が告白できない理由は、主に4つあります。一つ目は、「したくても状況的にできない」こと、二つ目は「現状維持が心地よい」ことで、三つめは「自分に自信がない」四つ目は「傷つきたくない」ということです。「勝ち目のない勝負にできるだけ出たくない高いプライド」という男性特有の心理によります。
1つ目の理由
1つ目の理由「したくても状況的にできない」の意味するところは、自分や相手の立場や地位、所得、など外的な要因が男性にとって気になっている場合です。
相手よりも所得が低い、職場が同じである、相手の仕事が忙しそうでタイミングが掴めずにいる、などのケースが考えられます。「給料が上がったら告白する」「昇進するまで告白できない」と自ら縛りを作ってしまっていることもあります。
男女平等が叫ばれて久しいですが、まだまだ告白の場面においては男性がイニシアチブを取りたい、取ってほしいとする深層心理が働いた結果とも言えます。本気の思いならなおさらです。真面目で、誠実な男性に多いのがこのパターンです。
2つ目の理由
今のままの付かず離れずの関係でいたい、という心理が垣間見える2つ目の理由「現状維持が心地よい」は、女性側からするとちょっと優柔不断にも見えますが、「告白して失敗したら、心地良い関係が壊れてしまうのが怖い、振られたらもう会えなくなる」という男性の切ない気持ちの表れでもあります。
中には「関係をはっきりさせるのが面倒だ」とか、「言わなくても察してほしい」とか、「こちらから告白すると言質を取られたようで重い」などと思って告白をためらっている場合もあるようです。これは男性の甘えや狡さが見え隠れしているケースといえ、女性から本気度を疑われてしまう可能性もありますので注意が必要です。
3つ目の理由
3つ目の理由「自分に自信がない」男性は、「自分は好きな女性に相応しいだろうか」というネガティブな感情を持っています。
どうしたことか、男性は女性よりも「自分磨き」が得意ではないとされ、一旦ネガティブ思考に囚われてしまったら「だったらふさわしい人になるため頑張ろう!」というポジティブな気持ちへの切り替えがなかなか難しい人が多いようです。
4つ目の理由
「傷つきたくない」という4つ目の理由は、女性にも多くみられる原因ですが、男性は特に男性特有のプライドもあって、顕著に思えます。
もし告白して失敗したら?断られたら?と悪い結果を想像して臆病になってしまいがちです。かっこ悪いし恥ずかしい、そう思うと男性としてのプライドが邪魔をして、告白できなくなってしまいます。
男性がそんな見えない結果を想像することは、危機を想定してそれを避けようとする「リスク回避」の能力が、どちらかというと男性の方が優れていることが、その理由かもしれません。無意識のうちにリスクを回避してしまう、そんな男性が告白に踏み切るには女性の気持ちがこちらに傾いているという確信が欲しくなります。
2.告白できない人のための脈アリ度チェック
脈アリ度チェックで、好きな人と自分が今どれくらいの距離なのかを測ってみましょう。
【脈アリ度チェック】
□よく目が合う
□笑いかけられる
□メールやLINEの返事が早い
□用事がなくてもメールやLINEが来る
□プライベートなことをさりげなく質問される
□軽いボディータッチをされる・嫌がらない
□自慢話をしてくる
□暇なことをアピールされる
□酔っぱらうと電話が来る
□髪型を変えた、新しい服を買った、などの些細な変化に気付いてくれる
いかがでしたか?当てはまる項目が多いほど相手の脈アリ度が高いといえます。
3.告白の成功率UPのためのポイント
ただやみくもに思いの丈を打ち明けても、成功するとは限りません。ではどうしたら告白が成功するのでしょうか。
分かって見ると意外と簡単なことです。失敗を恐れて告白をためらっていた人に、抑えるべき3つの成功率UPのポイントをご紹介します。
3-1. まずは仲良くなってから
誰だって知らない人から声をかけられたら、多少なりとも警戒をするものです。それが告白だったならなおさらです。
驚くくらいならばまだマシですが、怯えられてしまっては元も子もありません。当たり前のことですが、告白する前に、仲良くなっておくことが鉄則です。
少なくとも、メールアドレスや電話番号の交換ができるくらいの仲にはなっておきましょう。
3-2. タイミングを見極める
成功率には、告白のタイミングが深く関わっています。
同じようなケースの男女がいてもそのタイミングの良し悪しで、告白の結果が変わることもあります。告白のベストタイミングは相手にとって何かが「ひと区切り」ついたときです。学生なら、文化祭が終わったタイミングや部活の帰りなどが「ひと区切り」ですし、社会人の場合なら、抱えていたプロジェクトが一段落した、残業が終わった、などが「ひと区切り」といえます。
忙しさから解放されてホッと一息ついているときは気持ちもゆったりとしているので、告白も届きやすいようです。また、一年の内で最も特別な日の誕生日や、バレンタイン、夏祭りやクリスマスといったイベントの時は、非日常なので相手のテンションが高く、告白の成功率がグンと高くなります。
3-3. サインを見逃さない
もしも相手も、あなたのことを思っていてくれたら?告白する勇気が湧いてくるでしょう。
大切なのは相手の出すサインを正確に読み取ることです。脈ありのサインが見えたら、勇気を出すのをおすすめしますし、サインが見えず脈ナシと思われるなら、もっと仲良くなる努力をすべきです。
相手の出すサインに気付かなければ、大きなチャンスを逃してしまうこともあります。さりげなく観察して、サインを見逃さないようにしましょう。
4.告白されたいのにされない人が心がけるべきこと
好きな人と、もしかしたら相思相愛かもしれない、相手からの告白を待っている、そんなときにも、ただ待っているだけではなくできることがあります。
4-1.話しかけやすい雰囲気を出す
意識しすぎたりはずかしがったりして、話しかけづらい状態になっていませんか?
受け入れてくれる、話を聞いてくれる、と相手に思わせるような雰囲気を作ることで、相手が告白しやすい状況を作ることができます。食事や飲み会の誘いはなるべく断らないようにして、二人になる機会を増やすのも良い方法です。
4-2.「好き」のサインを積極的に出す
脈アリ度チェックの項目で見た、「脈アリのサイン」を、こちらからも出していきましょう。
好きな人にはつい目線がいってしまうように、無意識に好意を表してしまうようなことも、メールや軽いボディータッチもなどといった意識して行うサインも、相手の勇気を後押しするきっかけになるでしょう。
両思いかも!と相手に思わせることができるようになればしめたものです。
5.おわりに
告白できない人に足りないものは、タイミングやサインを読み取るスキルと、ハッピーな未来を夢見る想像力です。
告白は、確かに勇気のいることかもしれません。
でも人は、「やってみて失敗した後悔」よりも「やらなかった後悔」の方が強く心に残り後を引きます。好きな人に巡り合えるのは、それ自体素晴らしいことです。結果はどうあれ、告白はするのもされるのも、幸せな将来へと続く第一歩です。恐れずに勇気を出してください。