恋愛も仕事もうまくいく!潜在意識に働きかける「瞑想」のスゴイ威力
瞑想というと、何を思い浮かべるでしょうか。
何かしらの怪しい響きを感じる人も、もしかしたらいるかもしれません。
しかし瞑想は、実は世界中の成功者や著名人が行っています。瞑想を通して心を穏やかにすることで、多くの効果があるのです。
今回は恋愛も仕事もうまくいく、潜在意識に働きかける「瞑想」のスゴイ魅力を紹介していきます。

1.瞑想って何?
瞑想とは、一定の呼吸法により心を静め、神に祈ったり、無心になったりすることを言います。
目を閉じ、深く思いを巡らすことにより、様々な効果を得ることができます。
1-1.瞑想と潜在意識の関係
瞑想は、潜在意識にアクセスすることができます。
意識にはもともと、「顕在意識」と「潜在意識」という2種類のものがあります。顕在意識は、何かを選択する心の領域であり、私たちが普段から使用している自覚意識でもあります。
瞑想は、この顕在意識と、潜在意識の間にある壁を取り払うことができるのです。潜在意識は、わかりやすく言えば、私たちの想像力など、未知数のものを司る部分です。瞑想をして心を静めることで、想像力にアクセスし、答えを見つけやすくなります。
1-2.心身への影響
心身へも、様々な影響が出ます。
瞑想をすると、散らかっていた頭の中の気持ちや情報が整理されるので、集中がしやすくなり、仕事などの効率が上がります。また、精神を落ち着けることから不眠症が治ったり、病を抱えている人が快方に向かったりもするのです。
その要因として、ネガティブな感情をコントロールできることがあげられます。瞑想をすることで精神が落ち着き、明るく穏やかな精神にすることができます。ポジティブな感情が、心身に良い影響を与えることは、今や明白です。それを助けてくれるのが、瞑想なのです。
自分がポジティブで明るくなれば、周囲にもそれが伝わります。意中の人がいれば、良い印象を持ってもらえるかもしれません。
1-3.瞑想のメリット
・「インスピレーションの向上」
→潜在意識に働きかけることで、多くのインスピレーションを受けやすくなります。インスピレーションは、ビジネスの場で大きな手助けになりますし、将来像や、やりたいことへのアイデアにもつながります。
・「記憶力の向上」
→落ち着いた精神がそうさせてくれます。
・「客観的に物事を見ることができる」
→自分のことも、俯瞰で見ることができるようになります。そこから今までになかった良い点を発見することができるでしょう。
・「ストレスが少なくなる」
→安定した精神は、ストレスを減らしてくれます。これは同時に、感情のコントロールにもつながります。
・「五感が鋭くなる」
→瞑想をすることで、感覚が研ぎ澄まされます。
1-4.恋愛面での影響
瞑想を続けていると、心に余裕ができ、やがて見返りを求めずに、プラスの行動ができるようになります。
相手を思いやれるその心が、異性には魅力的に写るでしょう。また好きな相手がいる人も、心を静めることで、恋愛に対しての焦りや怒り、また劣等感や嫉妬などの負の感情をなくすことができます。いつも余裕のある笑顔と穏やかな対応が、きっと好きな人の心も動かしてくれるはずです。
仮にダメであった場合でも、瞑想でゆっくりと精神を見つめ直し、良い恋愛だったと次に進みやすくなるでしょう。
1-5.仕事面での効果
瞑想をすることで、自己分析が深くできるようになります。
すると自分の得意、不得意も明確になり、新しい目標を立てることができます。また、実際に仕事面で悩んでいる最中の人も、瞑想を継続することで、新しいアイデアがどんどん生まれ、道を切り開けるようになります。集中力や記憶力も増すので、効率の良い仕事ができるようになります。
自分が真剣に考えるほど、プラスαの行動を多く取ることができるようになるので、顧客や同僚にも良い印象に写ります。
2.すぐにできる瞑想の方法
2-1.座る姿勢
まずは楽な姿勢になりましょう。
慣れてくれば何分も座るようになるので、できるだけ自分の楽な姿勢になることがポイントです。加えて瞑想では、呼吸が重要になるので、背筋をきちんと伸ばすことも大切です。意識して背中を張るのではなく、あくまで肩の力は抜いて座ってください。
2-2.呼吸法
瞑想では、腹式呼吸が基本になります。
腹式呼吸とはその言葉通り、お腹をつかった呼吸法になります。慣れていない人は、呼吸のたびにお腹が動いているかどうかを見てください。息はゆっくりと大きく吸い込み、またゆっくりと吐いていきましょう。腹式呼吸は鼻から息を吸えば、やりやすくなります。
ここでのポイントは、しっかりと息を吐き切り、また大きく吸い込むという、深い呼吸をすることです。
腹式呼吸がわかったら、あとは吸う、吐くといった動作を継続させていくだけです。次第に呼吸が静かになっていきます。目を閉じ(慣れれば最初から閉じていて構いません)、静かで、深い呼吸を続けましょう。
2-3.精神の中へ
回数を重ねていけばいくほどあっという間に時間がすぎていきます。
精神世界に入れば、徐々に回りの音が気にならなくなってきます。呼吸が心地よくなれば、リラックスしている証拠です。
瞑想をしていると、雑念がないように思えますが、実際は日常のことが(悩みなども含めて)ゆっくり浮かび上がってきます。そんなときは、意識的に無になろうとせずに、穏やかな精神の中で、それぞれの物ごとを見つめましょう。客観的に見れば、大した悩みではないのかもしれません。
3.瞑想を日常に効果的に取り入れる方法
3-1.場所
瞑想の良いところは、どこにいてもできることです。
一番良いのは家でしょう。ただ散らかった場所だと集中できないので、ある程度部屋をきれいにして、リラックスできる空間作りをまずは始めましょう。掃除ができたら、あとは座るだけです。
近くに自然がある人は、自然の中で瞑想をすると、さらに効果的です。鳥の歌声や、木々のざわめきを感じていると、リラックス効果が高まります。自然が近くにある人は、窓を開けるだけでもいいでしょう。それこそ閑静な場所に住んでいる人は、風の音などを聞きながら瞑想するのもいいでしょう。
また、入浴中に瞑想を行うこともできます。体に負担をかけないよう、できれば半身浴で行うことが望ましいでしょう。
3-2.頻度
瞑想のポイントは、いきなり長時間続けようとしないことです。
最初は五分程度の時間で十分です。余裕がある人は、その五分を、朝と夜などに分けると効果的です。忙しくてなかなか時間が取れない人も、寝る前の瞑想などをすると効果的です。
また慣れてくれば、15分くらいに時間を延ばし、また深い呼吸を続けましょう。瞑想が心地よくなり、もっとできそうと思えば、さらに長くしても構いません。ただ、毎日続けることが大切なので、無理のない時間で続けましょう。
3-3.音楽
瞑想になれないうちは、音楽を使うと、日常に取り入れやすくなります。
特に都会に住んでいて、自然などの音が近くにない人には、ヒーリング音楽などがおすすめです。純粋に木々の揺れや波の音など自然書の音を使用するのもいいですが、自分がリラックスしやすい選曲にするのもいいでしょう。
ここでのポイントは、歌のない、メロディだけのものにすることです。加えてできるだけゆっくりとした音楽の方が、集中して、かつリラックスもしやすくなります。
4.おわりに
いかがでしたでしょうか。
瞑想はすぐに行うことができる上に、様々なメリットがあります。瞑想の唯一のデメリットとしては、瞑想をうまく行えないことに関するストレスでしょう。そういう人はこの記事を参考に、瞑想の正しいやり方を学んで、日常に取り入れてください。
忙しく、情報過多な毎日だからこそ、精神を落ち着ける時間が、今後もっと必要になってくるでしょう。