ネガティブエネルギーから身を守る「結界」の張り方

Ise

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結界は、見えない境界線で空間を分けることで、その内側にマイナスのエネルギーを寄せ付けないように守るものです。

マイナスエネルギーを受けずに済むのであれば、ぜひ結界に守られた領域で過ごしたいと思う人も多いでしょう。

結界による清浄な空間を確保する技術は、特別な能力を持った人のみに与えられたものと思われがちですが、実は、簡単なものであれば自分でも結界を張ることができます。

ここでは、結界とその効果についてご説明し、自分でできる結界の張り方をご紹介します。手軽にできる結界をピックアップしていますが、実行する際には、結界が神聖なものであることを理解し、真剣に取り組むことが大切です。

1.自分でできる結界の張り方

1-1.盛り塩による結界

結界を張るためのベーシックな方法として、盛り塩が挙げられます。

結界を張りたい部屋の四隅に、小皿の上に塩が円錐形になるように盛った盛り塩を置きます。家全体に結界を張りたい場合には家の四隅に置きますが、家の形が四角形でない場合には、それぞれの頂点にも盛り塩を配置し、盛り塩を結んだ線によって家が囲まれることで、マイナスのエネルギーを入れないための結界が張られます。

盛り塩による結界の効果を高めるには、塩の量がポイントです。女性のこぶしほどの大きさが目安で、塩を惜しまずたっぷりと盛りましょう。

また、効果を持続させるために、盛り塩をこまめに取り替える必要もあります。最初は一日に一度取り替えるペースから始め、徐々に一週間に一度のペースまで緩めることが可能です。使い終わった塩には多くの邪気が含まれているため、使いまわさずに速やかに捨てることが大切です。

1-2.パワーストーンによる結界

強力な結界を張る方法として、パワーストーンを使う方法があります。

パワーストーンによってはマイナス作用を受けてしまう恐れもあるため、選定が結果を左右する重要なポイントです。その点では、パワーストーンによる結界は難易度の高い方法と言えますが、正しく実践することで非常に高い効果を得られるというメリットもあります。

結界に適したパワーストーンとしては、ヘマタイト、ブラックトルマリン、セレナイトなどが挙げられます。3つのパワーストーンを組み合わせることで、より効果を高めることができますが、1つだけの使用にとどめるのであればヘマタイトがオススメです。

ヘマタイトは反射のエネルギーが強く、結界として信頼性の高いパワーストーンです。できるだけ大きな丸玉あるいは原石を選び、部屋の四隅に配置します。

ブラックトルマリンは、結界の中にある邪気を吸収してくれます。加工されたものや、自然に形成されたポイントのないブラックトルマリンでは効果がないため、ナチュラルポイントのある原石を選ぶことが大切です。

セレナイトには、空間に光を満たす効果があります。最も波動の高いナイカ鉱山のセレナイトが理想的であり、部屋に置くことで結界の効果を高めてくれます。

1-3.音による結界

自宅だけでなく外出先でも張れる結界として、音を使った方法があります。

これは、音を出すことによって邪気が払われる現象を利用する方法ですが、例えば、手を叩いたり、足踏みをしたりといった手軽な方法でも結界を張ることができます。鈴のように音の鳴る物も効果的で、体の前で音を鳴らすことがポイントです。

また、悪いエネルギーを跳ね返す「ショ!」というはらい言葉を言うことでも効果が得られます。このはらい言葉は、心の中で言うだけでも効果があります。本来は、音を出すことが邪気払いの基本ではありますが、周囲の目が気になってできないケースでは、試してみると良いでしょう。

2.そもそも結界って何?

2-1.結界とは

「結界」とは、一定の場所を聖なる領域と俗なる領域とに区切ることです。

本来は仏教用語であり、僧が戒律を犯さないように設けられた区域として使われてきました。寺院の山門や神社の鳥居は結界の一例であり、人間の世俗世界と仏様や神様の神聖な世界とが分けられています。

スピリチュアルの世界では、一定の場所を分けることで、その内側に外側から厄災などのネガティブなエネルギーが入り込むことを防ぐ目的で結界が活用されています。家、部屋、ベッドの周りなど、自分にとって大切な場所を結界によって守ることで、振りかかる災いを避け、安心して過ごすことができます。

2-2.結界を張ることによる効果

結界を張ることで得られる効果についてご紹介します。

結界には、人をマイナスの方向へと導く邪気を払ってくれる効果があります。邪気は、人のネガティブな感情や世の中の循環が停滞することで生まれるものですが、これが溜まると心身が不調となり、何をやっても上手くいかなくなってしまいます。この邪気を結界によって払うことで、心身の健康を保ち、物事が順調に運ぶ未来を引き寄せることができます。

また、邪気の払われた清浄な空間は、リラックス効果の高い領域でもあります。そのため、結界の中では快適に過ごすことができ、日々の疲れが癒され、深い眠りにつくことができます。

このリラックス効果を積極的に利用することで、ここぞという時に本来の力を発揮できるようになります。大切な場面に緊張し過ぎて上手くいかない時には、音による結界のように手軽な方法を実行することによって、落ち着いて挑むことができます。

2-3.結界を張る時の注意点

自分で結界を張ることができる簡単な方法をご紹介しましたが、結界を扱う上では、注意すべき点もあります。

まず、結界を張ることの重みを自覚することが大切です。いくら簡単に張れるからと言っても、むやみに強い結界を張ってばかりいると、逆に悪影響となるものを呼び寄せてしまう可能性も否定できません。結界は神聖なものであるため、必要性のある時に真摯な気持ちで実行することが大切です。

また、一度張った結界の効果はずっと続くものではありません。時間とともに結界のパワーは弱まってくるため、その場合には張り直して効果を回復させましょう。

3.結界のあるスポット

3-1.伊勢神宮

三重県にある伊勢神宮には、境内を守護するための結界があります。

これは、伊勢神宮に祀られている四至神(みやのめぐりのかみ)によるものですが、「四至」は神域の四方という意味であり、四至神はその境界を守るための祭神です。

四至神は、内宮、外宮それぞれに祀られており、内宮では、内宮神域の五丈殿東方に小さな2段の石段があり、その上に石神として祀られています。一方の外宮では、外宮神域の九丈殿と五丈殿の建つ大庭に、九丈殿南側にある一段高い石段の上に石神として祀られ、1本の榊が植えられています。

小さく簡素なたたずまいであるため、知らずに通りすぎてしまう人も多いのですが、四至神は社殿を持たない神社であり、その強力な結界で神域を守ってくれています。

3-2.金沢五社

石川県金沢市は、金沢城を中心とした町全体に結界が張られています。

江戸時代、加賀藩の藩主であった前田家が崇敬した5社の神社は金沢五社と呼ばれていますが、そのうち小坂神社、神明宮、椿原天満宮、安江八幡宮の4社が、金沢城を含む中心地を囲むように四隅に鎮座し、残りの宇多須神社がその内側に鎮座しています。

当時は、日本古来の神祇信仰と外来宗教である仏教信仰とを結びつけた神仏習合が主流でしたが、加賀藩は神職のみによる奉仕に強くこだわりました。現在でも、金沢五社は同じ場所に鎮座しており、強力な結界によって金沢の中心部が守られていると考えられています。

4.おわりに

自分でできる結界の張り方についてご説明しました。

結界を上手く利用することで、マイナスエネルギーを寄せ付けず、心身ともにリラックスでき、物事を良い方向へと向かわせることができます。

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